数字で見る韓国
訪韓外国人は美容にいくら使っているのか — 8つの数字
カード会社、保健福祉部、ソウル市の2026年の数字が数か月のあいだに出そろった。並べて読むと、お金がどこへ流れているか——そしてどこへ流れていないかがわかる。
millioのメニュー料金
- カット₩30,000〜165,000・18店
- ヘアカラー₩20,000〜308,000・18店
- パーマ₩100,000〜660,000・18店
- ヘッドスパ₩44,000〜310,000・15店
- ブロー₩25,000〜110,000・12店
- ジェルネイル₩15,000〜80,000・9店
- まつげパーマ₩30,000〜70,000・10店
- まつげエクステ₩44,000〜150,000・3店
- 眉毛パーマ₩30,000〜45,000・7店
- フェイシャル₩90,000〜700,000・9店
- 韓服レンタル₩10,000〜35,000・3店
- 個室アカスリ₩77,000〜205,000・4店


先に答えを言うと、髪ではない。訪韓外国人が韓国のサービス業でカードを切った金額のうち、約4割は皮膚科に、ヘア・ネイル・エステの店には6%が入っている。2026年5月の一か月だけで、外国人の皮膚科支出は1452億ウォン。過去最高で、前年同期比46.3%増だった。同じ時期の訪韓客の伸びは19.4%だから、支出のほうが倍以上の速さで増えている。
もう一部の人の話ではない。ソウルを訪れた外国人のうち美容サービス(ヘアサロン、マッサージなど)を利用した割合は2019年の3.6%から2025年に18.5%へ。KCD(韓国信用データ)のカシュノートに連動する全国の加盟店で発生した海外カード売上は、2023年1月から2026年6月までに9.6倍になった——韓国全体の数字ではなく、その加盟店網の数字だ。以下の数字はすべてウォン建てで、2026年3月〜8月に公表されたカード会社・政府のデータから取り、それぞれ対象期間を明記してある。
- 01サービス業の外国人カード決済の4割は皮膚科。ヘア・ネイル・エステは6%全国約32万8000店を分析した2026年8月の集計では、韓国のサービス業における海外カード決済の半分以上が美容医療に集まっていた——皮膚科40%と美容整形14%、この二つで54%になる。美容医療の外は別勘定で、その他の病院・医院が9%、美容業(ヘア・ネイル・エステ)が6%、薬局も6%。ソウルだけの数字ではなく、全国の数字である。
- 02皮膚科と皮膚美容は似て見えて、まったく別の請求書になる皮膚科は医師がいる医療機関で、レーザーや注射、処方が出る。皮膚美容(エステサロン)に医師はおらず、40%ではなく先ほどの6%の側に入る。統計は両者を分けて数えている——予算も同じように分けたほうがいい。約330万人分のカードデータでは、2026年上半期の皮膚美容の利用金額は前年同期比109.8%増だった。
- 03サービス業の1回あたり決済額は外国人16万6000ウォン、居住者4万7000ウォン3.5倍の開きで、健康・医療分野では差が約8倍まで広がる(2026年8月、全国基準)。これは1回の決済の大きさであって、1つの施術の値段ではない。訪問客と居住者では、そもそも買っているものが違うということだ。クリニックを入れる日は数十万ウォン、カットだけの日は数万ウォンで見積もるのが実際に近い。
- 04ソウルのカットは3万ウォン前後、ヘアのパッケージは10万〜15万ウォン2026年3月時点のソウルの相場だ——単純なカットで3万ウォン前後、パッケージで10万〜15万ウォン。ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンといった大都市では、カットに基本のクリニックを足しただけで100〜200ドルかかることが多く、チップまで含めると30万ウォンに迫る。明洞のある美容室では、予約客の9割以上が外国人だという。
- 052026年上半期にいちばん伸びたのはクリニックではなく薬局だった利用金額ベースの前年同期比では、薬局+1176.9%、韓方医療+193.1%、皮膚美容+109.8%、美容整形+35.5%。基準を決済件数に変えると——別の物差しだ——医療部門が+75.2%、体験・レジャーが+121.7%になる。全体では、BCカード自社のデータ——1社の数字であって、カード会社全社の合計ではない——で、訪韓外国人のカード利用が金額で53.6%、件数で40.3%増えた。
- 062025年の外国人患者は201万人。診療科目別では皮膚科が62.9%で最も多い保健福祉部の集計は、実患者数が統計の始まった2009年以来はじめて200万人を超えた。診療科目別の比率はこれとは別勘定で、人ではなく診療の延べ人数で数える——二つの科にかかった患者は二重に数えられる——ので、201万人を分け合った比率ではない。その延べ人数ベースでは皮膚科62.9%(131万3000人)、美容整形11.2%(23万3000人)、内科統合9.2%(19万2000人)。前年比の伸びは皮膚科86.2%、歯科79.0%、美容整形64.3%で、整形より皮膚科のほうが速い。中国と日本の患者を合わせると全体の60.6%を占める。
- 07外国人カード決済の3分の2は、100軒に1軒へ流れている有名な店は、誰にとっても有名だ。同じ2026年8月の分析で、上位1%の加盟店が外国人カード売上の66.9%を、上位10%が90%を取っていた。地理的にも同じくらい偏っている——2026年6月までの1年間で、全国の外国人カード決済の65%がソウルに集中し、京畿11%、釜山8%、済州5%と続く。
- 081兆1532億ウォンだったソウルの4月は、買い物45.4%、医療・ウェルネス24.8%2026年4月のソウルの外国人カード消費は1兆1532億ウォン、前年同期比50.5%増。内訳は買い物45.4%、医療・ウェルネス24.8%、飲食13.1%、宿泊11.0%で、美容業種は35.0%増えた。その買い物の多くは化粧品だ——CJオリーブヤングのオフライン売上に占める外国人比率は2022年の約2%から2025年に約25%へ上がり、2025年1〜11月の外国人購入額は1兆ウォンを超えた。
出典
以下の記事をもとにmillioが執筆しました。原文はリンクからご覧ください。
- 韓国での外国人のカード消費が3年で9.6倍 — 業種別シェア、客単価、使われる場所ヘラルド経済 · 2026年8月(韓国信用データ分析)
- 欧米の観光客の定番になったK美容室 — ソウル観光財団の調査と料金比較韓国経済新聞 · 2026年3月
- 整形ではなく皮膚科・薬局ツアーへ — 2026年上半期の外国人カード消費54%増世界日報 · 2026年8月(BCカード分析)
- 2026年5月、韓国の皮膚科で1,452億ウォンマネートゥデイ · 2026年7月(韓国観光公社データ)
- 2025年、韓国の外国人患者が200万人を突破 — 診療科別・国籍別保健福祉部 報道資料 · 2026年4月
- 2026年4月のソウルの外国人観光客消費 — 1兆1,532億ウォン、業種別の内訳旅行レジャー新聞 · 2026年6月
- オリーブヤングの外国人売上が1兆ウォン突破 — オフライン売上に占める比率は2%から25%にCJオリーブヤング 報道資料 · 2025年12月
ほかにソウルで予約できるお店
その6%のほうを、読める言語で予約する
millio のヘア・ネイル・スキン・スタジオの各店は、料金表を全行あなたの言語で公開している。決める前に読める。都合のいい時間を最大3つ出せば店が1つを確定する——韓国の電話番号も、韓国語のDMも要らない。
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